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「炎の筆魂」

炎の筆魂 3之拳
島本 和彦
朝日ソノラマ (2005.6)
ISBN : 4257905336
価格 : \880

「逆境ナイン」の映画化で、このところ島本度があがっています。

本屋さんをうろついていたら、「炎の筆魂」の2巻と3巻が出ていました。1巻は持っていたのですが、続編があるとは知らなかったので、早速購入。

「筆魂」は「ふでだま」と読むのですが、単行本未収録作品をまとめたもの、という位置づけの本なので、一般受けはしないかもしれませんね。

「弐之拳」は「ジャスティス学園」とか「せがた三四郎」とかゲームマニアの人が喜びそうなネタがあります。が、そういう要素なしに読んで面白いかというとそうでもないので、全体的な評価はいま一つ。歴史物のパロディとかも、3つともギャグの方向性が違うし…。
でも、石ノ森章太郎先生のところにアシスタントに行く話は面白かったですね。「燃えろペン」といい、1巻に収録の氷山一角先生の話(「燃えろペン第2部」ですね)といい、この手の話は島本さんの得意技なのでしょう。

「参之拳」の方が、個人的にはお気に入り。
「一番星のジャッカル」は、島本和彦的要素がふんだんに盛り込まれたよい連作だと思うし、「逆襲棋士瞳」や「炎のラウンド」はワンアイディアといえばそれまでですが、短編としてはまとまりがよいと思います。
それにしても、この2編は絵柄が妙に高橋留美子的な感じがします。史村翔原作の「ファイナルワン」はちゃんと新谷かおる風の絵柄だし(志村翔さんは新谷かおるさんの代表作『ファントム無頼』の原作者なのです)。「マグマ大使」も手塚治虫風のタッチになっています。この辺りの器用さは、テクニック的なことももちろんですが、マンガに対する思い入れのの深さがなせる技なのではと思います。
「マグマ大使」は内容的にもマニアっぽくて面白いですし、1巻の「あしたのガンダム」(説明しなくてもどんなマンガかわかるようなタイトル)も面白かったですし、この手のパロディはもっと書いて欲しいところであります。

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