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「ボクを包む月の光 5巻」

4592182855ボクを包む月の光 5―「ぼく地球」次世代編
日渡 早紀
白泉社 2008-01-18

by G-Tools


紫苑が、そして、あの頃の小林輪が、何を考えていたのかが、クローズアップされてきた1巻でした。

僕は「ぼく地球」を、他人に自分を受け入れてもらうことへの渇望と不安を描く物語として見ていたので、東京タワーを使って基地をコントロール…という設定にそれほど拘泥していなかったと思います。
なので、以前のキャーの話はストンと胸に入ったのですが、今回の話は、ちょっと意外な感じがしてしまいました。
僕は、SFというのは象徴性の作品だと思っているので、現実との関わりが濃くなると、話にまとまりがなくなってしまうのでは、と思っています。
ナウシカのアニメ版とマンガ版の違いなんていうのは、その辺りではないかと思っています。
ガンダムだってそうです。ララァとアムロのつながり、アムロと他の人々の交感が示されることで、人のつながりの可能性を予感させ、そこで物語が終わるから余韻が残るわけです。

そんなわけで、「まだ戦争は地上に残ったままじゃないか」というのは、ある種のタブーに触れた感じなのですよね。
とはいうものの「次世代編」としての意味合いを考えた場合、齢を重ねた人間が、自分の若い頃の夢や願いと、現実の自分との間のギャップを、そう折り合いをつけるか、というのは興味深いテーマではあると思います。

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