病床での読書
前の日記では、インフルエンザの経過を書きましたが、それだけでは面白くないので、僕らしい記事を1つ。
僕が病気で寝ている時というのは、他にすることもないので、もちろん(?)布団の中で本を読んでいます。
仰向けで本を読む姿勢というのは疲れるので、横向きに寝るとか、うつぶせに寝るとか、適宜姿勢を変えながら読んで、それでも疲れると、本を読むのをやめて、本格的に寝る、ということをやっているわけですが…。
今回は、寝ていた期間が長かったので、本もたくさん読めました。
しばらく前に買ったもの、読んでない本がたまってましたしね。
「容疑者Xの献身」(東野圭吾)・「あやし うらめし あな かなし」「草原からの使者 沙高樓綺譚」(浅田次郎)・
「鉄道旅行のたのしみ」(宮脇俊三)
この中で、失敗したなぁと思ったのは「あやし うらめし あな かなし」ですね。短編集なので、これを最初に読み始めたのですが、怖い話を集めた本なんですよ。しかも、マラリアにかかって寒気を我慢しながら戦地で戦い、戦死してしまう兵士の話なんかが出てくる。
話としては、素敵は落ちのついた、決して怖いだけの話ではないんですが、読んでいたのが金曜日から土曜日にかけてくらいで、一番病状の良くなかった時期なんです。こう、なんか、くらい気持ちになってきまして…
そこで、気分を変えるために読んだのが、最近お気に入りの「夜は短し歩けよ乙女」です。
それも、最後の風邪がはやる章から読みました。
なぜならば、最後は幻の風邪薬「ジュンパイロ」が出てきて、一気に風邪を追い払ってしまう結末になるからです。それに、あのリズミカルでコミカルな文体も元気が出るし。
実際、「夜は短し歩けよ乙女」を読み始めて、体調が好転したような気がします。
「病は気から」と言いますしね(笑)
後、以前にも書いたかもしれませんが、改めて宮脇俊三さんの文章は良いなぁと思いました。
昨今の鉄道関係の本も買っていますが、文章の味わいというか、旅情を刺激される度合いというか、そういうものが全く違いますよね。
僕が、一番熱心に鉄道に乗っていた高校・大学時代は、どちらかというと種村直樹さんの乗り方の方が好きで、本も種村さんの方を主に読んでいたのですが、今読み返してみると、鉄道紀行文かくあるべし、という見本のような気がします。
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