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2009年5月

6月の新刊

久々の新刊情報です。
6月は、買いたい本が多いです。
お亡くなりになったばかりの栗本薫さんの本が2冊発売になります。
グインが読めるのも、あと3冊か……

今日、東戸塚駅前の住吉書房に、村上春樹さんの「1Q84」を買いにいったのですが、
上巻はすでに売り切れてました。
明日、横浜で購入する予定です。


06/10
ドラママチ 角田光代
文藝春秋(文春文庫)¥570

06/10
モノレールねこ 加納朋子
文藝春秋(文春文庫)¥530

06/12
分冊文庫版 邪魅の雫(上) 京極夏彦
講談社(講談社文庫)

06/12
分冊文庫版 邪魅の雫(中) 京極夏彦
講談社(講談社文庫)

06/12
分冊文庫版 邪魅の雫(下) 京極夏彦
講談社(講談社文庫)

06/12
六月の桜 伊集院大介のレクイエム 栗本薫
講談社(講談社文庫)

06/12
本屋の森のあかり 5 磯谷 友紀
講談社 ¥440

06/上
グイン・サーガ127 遠いうねり 栗本薫
早川書房(ハヤカワ文庫JA)¥609

06/19
なんて素敵にジャパネスク 人妻編 8 山内直実
白泉社 ¥420

06/26
機動戦士ガンダム THE ORIGIN 19 ソロモン編・前 安彦良和
角川書店 ¥588

06/26
蜂蜜色の瞳 おいしいコーヒーのいれ方 SECOND SEASON 1 村山由佳
集英社(集英社文庫)

06/26
終末のフール 伊坂幸太郎
集英社(集英社文庫)

06/26
夜の朝顔 豊島ミホ
集英社(集英社文庫)

06/27
きつねのはなし 森見登美彦
新潮社(新潮文庫)¥500

06/27
レインツリーの国 有川浩
新潮社(新潮文庫)¥420

06/30
PLUTO 8 浦沢直樹
小学館 ¥550

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栗本薫さん、ご逝去

作家の栗本薫さんが、ご逝去されたそうです。
「グイン・サーガ」のあとがきでは、ずっと病状について触れられており、なんとかガンと共存していけそうな雰囲気を感じていただけに、突然のニュースに信じられない気持ちです。

一読者のわがままとしては、ぜひ、ライフワークである「グイン・サーガ」だけは、完結させて欲しかったし、
ご本人も、未完の作品を残してあの世に行かれる事を、いかほどにか残念に思っていることでしょう。

僕と、栗本作品との出会いは、「魔界水滸伝」でした。
父親が買ってきた本を、僕が横取りして、その日のウチに読み上げてしまいました。
当時の僕は、マンガばかりを読んでいたのですが、久しぶりに活字の世界に引き戻してくれたのが、この作品なのです。
以降、「魔界水滸伝」「ぼくらシリーズ」「伊集院大介シリーズ」「グイン・サーガ」など、多くの作品を読ませていただきました。中島梓名義の「息子に夢中」「マンガ青春期」「わが心のフラッシュマン」なども、インパクトのある作品で、若き日の僕は、多大な影響を受けたものです。
僕が大学一年生の時に、ご出身の早稲田大学で講演があり、その講演も聴かせていただきました。
グインのあとがきでのネットユーザー批判以降、以前のように情熱を持って作品を読むことがなくなってしまったのは正直な所ですが、それでも、多くのものを僕に与えてくれた作家には違いありません。

昨年、氷室冴子さんが亡くなった時にも同じことを書きましたが、
作家にとって、残した作品のある限り、その魂は不滅だと思っています。
つつしんでご冥福をお祈りするとともに、残された作品群が、この後も多くの読者に読み継がれることを願います。

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「ももんち」

4091825508ももんち (ビッグコミックススペシャル)
冬目 景
小学館 2009-04-30

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冬目景さんのマンガを手に取るのは、これで二作目です。
最初は「ハツカネズミの時間」という作品でした。
外界から閉ざされた学校の中で秘密裏に行われる実験という、SF的なシチュエーションに惹かれたのですが、どうも物語がそれを活かし切れていなかった感じで、個人的にはクエスチョンマークのつく作品でした。

というわけで、その後、同じ作者の作品を続けて買うに至らなかったのですが、本屋さんで平積みになっている絵柄のかわいらしさに惹かれて購入。
冬目さんの絵は、かなり描き込んである印象なので、帯にある「淡く優しい恋物語」とマッチするのかなぁと思う所はあったのですが、階段の踊り場で踊っちゃうももちゃんとか、気になる人に彼女がいると思って落ちこんで部屋でしゃくとりむしになってしまうももちゃんとか、可愛らしくて好きですね。

恋物語としては、「これから」を予感させて終わるくらいなのですが、むしろ、家族関係や友人関係の温かさを堪能できる作品かと思います。

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「スペース」

4488426042スペース (創元推理文庫)
加納 朋子
東京創元社 2009-05-05

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加納朋子さんの「駒子シリーズ」第3作です。

これまでも、駒子シリーズは大好きで「ななつのこものがたり」まで持っている僕ですが、この作品のおかげで、ますますこのシリーズが好きになりました。

これまで僕がこのシリーズが好きだったのは、話の構成のうまさであり、駒子というキャラクターの可愛らしさであり、ミステリー風味に味付けされた「驚き」だったり「不思議」だったりしたわけですが、今作においては、それに加えて、登場人物の心情への共感と、テーマへの共鳴が加わった感じです。

おそらく、これまでのシリーズの中でも、最も「謎解き」の要素は少ないと思います。
しかし、それは、この作品にミステリーの要素を感じないという意味ではありません。
今回示されたただ一つと言ってよい「謎」を解き明かすその過程こそが、登場人物たちの心情を鮮やかに浮かびあがらせていくことになるからです。

しかし、謎が明かされてから読みかしてみると、そこここにヒントは転がっていますし、最近は同じような手法で書かれた物語もいくつか読んでいるのですが、僕は見事に騙されてしまいました。

さて、本書のもう一つの魅力は、「スペース」と同じくらいの分量がある外伝的な話、「バックスペース」です。「スペース」で語られる駒子たちが一年生の頃のエピソードを、別の登場人物の目でリアルタイムで語った物語です。
駒子は、僕の目から見ると可愛らしい女の子という位置づけですが(『クララ白書』の桂木しのぶと同じようなノリかもしれません)、こちらの語り手の女性は、おそらく、僕と同じタイプの人間です。というより、本が好きな人間には、似たようなタイプ、多いんじゃないですかね。
そして、彼女が、自分の抱えていた悩みをある出会いを通して乗り越えていく姿は、読んでいてとてもさわやかでしたし、自分にもかつて同じようなことがあったなぁと感じさせてくれるものでした。
そして、こちらのラストにも、シリーズ全体に関わってくるような「サプライズ」が用意されています。

解説によると(光原百合さんの解説なんですが、これがまた秀逸です)、最後にもう一作、長編が予定されているとのこと。どうなるか、非常に楽しみです。

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みんなの鉄道写真展

今日は、いそがしい一日でした。

朝、まずは歯医者さんへ。
帰ってきたら、妻がテレビを見ていて、ちょうど写真家の中井精也さんが出演されていました。
中井さんのブログは、RSSリーダーでチェックしていて、テレビへのご出演の情報も知っていて
当然(?)録画予約してあるのですが、つい見入ってしまいました。

その後、ブロニカとD300を抱えて横浜へ。
山下公園と港の見える丘公園で、バラの写真を撮ってきました。
今、横浜は、横浜開国博の最中で、観光客もたくさんいました。
ちょうど僕が通りかかった時、例のクモのロボットが動いていて、こちらにも心ひかれたのですが、
これはまた次の機会にということで。
赤レンガ倉庫でやっているワールドグルメレストランで、遅めの昼食。
一応、お約束ということで、Y150プレートを注文しました。
内容は、黒船カレー・ピロシキ・フレンチドッグ・フィッシュアンドチップス・チーズというもの。
観光地の食事なんで、期待していなかったのですが、ピロシキとフレンチドッグはなかなかおいしかったです。
カレーは、味が悪いというより、僕の好みからすると甘すぎ。
フィッシュアンドチップスとチーズは、無難な味?でした。

さて、元町・中華街からみなとみらい線・東急東横線に乗り、自由が丘へ。
ブローニーのネガの現像を、ポパイカメラさんにお願いしました。
その後、東急東横線・日比谷線を乗り継いで、六本木へ。
フジフイルムスクエアで行われている「みんなの鉄道写真展」を見るためです。
写真展、見応えがありました。
中井精也さんの他に、師匠である故・真島満秀さん、レイルマンフォトオフィスのお仲間の山崎友也さんなどのお写真が並んでいました。
中井さんの写真は、僕のお気に入りの小湊鐵道のイチョウ、真岡鉄道のSL、釧路本線のタンチョウヅルなんかが、大伸ばしになっていて、嬉しかったです。
山崎さんの都電荒川線の桜の写真、真島さんの小淵沢大カーブのススキの写真も素敵でした。
「鉄子の旅」にも登場された矢野直実さんの写真の展示もあるのですが、なぜか彼女の写真だけ、売店にある大スクリーンの横に展示されていました。これから行かれる方は、見落とさないようにご注意下さいませ。

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「ショート・プログラム GIRL'S TYPE」

4091216749ショートプログラム~ガールズタイプ~ (少年サンデーコミックススペシャル)
あだち 充
小学館 2009-05-11

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あだち充さんの短編集です。
前作・「ショート・プログラム3」は最近の作品が中心だったのですが、今作は初期短編集という感じですね。
「ガールズタイプ」というサブタイトルから推測するに、少女雑誌に掲載されたものではないでしょうか。
僕が、あだち充さんの本を買うようになったのは、忘れもしない「タッチ」の2巻からなのですが、
それ以前のものも結構かい集めたので、結構読んでいるはずなのですが、それでも初読の作品がかなりありました。(って、たがみさんのトコでも、そんな話書きましたね)

嬉しかったのは「居候よりひとこと」のシリーズが読めたこと。
何かのコミックスに2話だけ入っていて、結構すきだったんですが、他のは読んだことがなかったんですよね。
あだち充さんは、長編作品が有名ですが、短編も味があって好きです。
長編でも「虹色とんがらし」みたいなのも良いと思うのですがね。

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「海の底」

4043898029海の底 (角川文庫)
有川 浩
角川グループパブリッシング 2009-04-25

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有川浩さんの名前は、図書館戦争シリーズなどで知ってはいるものの、基本的に文庫派の僕は、まだ「空の中」しか読んだことがありません。

「空の中」は、異質な思考回路を持つ知的生命体とのコミュニケーションの取り方など、面白いと思った部分もあるのですが、中盤の人格統合の話でやや退屈になってしまったのと、登場人物の内省が多く、ややストーリーの動きが鈍くなってしまった部分があるのが残念でした。

というわけで「海の底」です。
前回が空に現れた未知の生物の話だとすると、今回は海の底から現れた生物の話。
前回が高度な知能を持った未知の生物だったのに対して、今回は少なくともエビだということはわかっているので、やや趣きが違います。
怪物と人間の戦いという恐怖映画的な描写が多くなるとともに、人間側のストーリーに重きが置かれることになったように思います。

警察と自衛隊、そしてアメリカ軍までふくめた縄張り争いと政治的なかけひき。これまで、ことなかれ主義な組織の中で「やっかいもの」扱いされてきた異端児の活躍。怪物に追われて潜水艦に籠城することになった子供たちと若き自衛艦の交流。
さまざまな要素が、物語の中できちんと組み上げられ、テンポよく読むことができました。

文庫本の解説によると、作者の最初のコンセプトは「潜水艦で十五少年漂流記」だったのだそうですが、一人一人の子供の心理と成長が、しっかりと描かれ、その点でも読み応えがあったと思います。
この話でもドニファンタイプの男の子が出てくるのですが、彼も最後にはきちんと成長を見せてくれます。これまで悪役だった人間が改心する場面というのは、どことなくご都合主義的な要素を感じることが多いのですが、この話では、そこも自然というか、むしろ意味のあるエピソードに仕上げていたように思います。

一つだけ難をあげるとするならば、ちょっと既存の作品の匂いを感じさせる部分があること。まぁ、これは、見方によっては「オタクの身内意識」に訴えて面白いと感じさせる部分でもあるんですが…
解説でも「平成ガメラ」に触れていましたが、それ以外にもたくさんありますね。ゴジラとガンダムは、まぁ、登場人物の世代と趣味というとで許すとして(笑)、明石の人物像はどことなくカミソリ後藤を彷彿とさせるし、そういえば、自衛隊の武力行使制限の話も、劇場版の2作目でやってましたね(あえて何の作品の…と書かないのは、オタクの身内意識というヤツです)。

ともあれ、僕の評価は「空の中」よりも数段上で、はっきり言って「オススメ作品」です。おかげで「クジラの彼」の文庫本化が待てなくなるかもしれないじゃないですか…(笑)

最後にちょっとだけ蛇足。
有川浩さんの読者の中には、芹澤博士を知らないのはもちろん、「ガンダムなんてどこに出てきたっけ」という世代(もしくはタイプ)の人もいるかもしれません。
そういう人は、初代ゴジラとガンダム劇場版三部作はぜひ見てみてくださいね。できれば、パトレーバーも(最後にバラしてしまった(^^;)

ゴジラ <昭和29年度作品> [DVD]

機動戦士ガンダム 劇場版メモリアルボックス [DVD]

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もう9月の予定

一昨年、はじめて八尾の「おわら風の盆」を見て、すっかり気に入ってしまいました。
昨年は都合がつかなくて行けなかったのですが、今年は9月の初めにまとまった休みがとれそうなので、
すでに行くことを決意してます。

で、宿の確保を早めにと思ったのですが、すでに9月1日・2日・3日は満室のホテルがあるんですね(^^;
実はそこを第一候補していたのですが、仕方がないので、第二候補を抑えました。

直前に仕事が入って、予約を取り消しなんてことが起こりませんように…(笑)

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地球儀と図鑑

WB地勢シルバー台

この春から、甥っ子が小学校に通い始めたので、入学祝いに地球儀をプレゼント。
最初は、横浜の文具店で物色したのですが、在庫を持っている店があまりなく、
今日に間に合わせるために、アマゾンで注文しました。
いろんなデザインのがありますが、僕は、行政図ではなく地勢図のが好みです。

もう一つのプレゼントは、図鑑です。
今は、子どもが興味を持てるように工夫した、よい図鑑がたくさんあります。
僕も、子どもの頃に図鑑を愛読していましたが、当時は目録のように並べてある図鑑ばかりだったような。

21世紀こども百科(全1巻) 〔第2版 増補版〕 (World watch)

考えて見ると、図鑑も地球儀も、自分が小学生の時に、やはり親戚の方からプレゼントでいただいた記憶があります。

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