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今さらですが「TARI TARI」を語ります その6

TARI TARIの主要キャラについて、一人ずつ取り上げてきましたが、その最後を飾るのはウィーンです。ウィーンというのは本名ではなくあだ名なのですが、本名の方は作中でもちらっとしか出てきません。
本名は前田敦博といい、6歳から18歳までオーストリアのウィーンで過ごし、高校三年生の初夏に日本に戻ってきたという設定です。彼の亡くなった祖父がお金持ちだったようで、祖父が会社に寄付したものを借りているという家は、鎌倉文学館がモデルになっています。鎌倉文学館は、元前田侯爵家の別邸ですから、彼の名字はここから採られているのかもしれませんね。

物語前半のウィーンは、変な日本ガイドを読んで勉強したせいで妙な勘違いをしていたり、来夏に嘘八百な話を信じ込まされたりと、どちらかというとボケ担当のムードメーカー的な描かれ方をしていました。ガンバライジャーという戦隊物の番組が好きで、そのフィギュアを大切していることや、ヤンという少年に手紙を書いて近況を報告していることなどは描写されていますが、彼自身にやりたいことがあるようでもなく、大智や来夏にひっぱらっれる形で、面白そうと思うことにつきあっているという雰囲気でした。人のやる気に素直に反応して、自分もやる気になってしまう気の良さが、彼の魅力の一つではあるのですが。
彼とヤンの関係が明かされたり、彼の好きな戦隊物の話がメインになったりした、いわゆる「ウィーン回」は、合唱時々バドミントン部が商店街の宣伝のためにご当地ヒーロー「ショウテンジャー」のバイトをしたエピソード(第9話・第10話)なのですが、僕の中でウィーンへの好感度が跳ね上がったのは、白祭の準備が始まってからですね。
大智の時に少し触れましたが、白祭で彼らが演じることになった歌劇のために、ウィーンが小道具を作ることになります。しかし、白祭が学校の都合で中止になり、彼の作った小道具も学校によって処分されてしまいます。ゴミ集積場まで探しに行きますが、時すでに遅く、残骸が回収できたのみ。白祭が中止になったイライラも重なって、大智や来夏が言い争いを初めてしまうのですが、そこでウィーンが突然歌を歌い出し、その場の刺々しい雰囲気を変えてしまいます。何度も諦めずに立ち上がる…という歌を即興で歌うだけでなく、小道具を探してくれたことに感謝の言葉を言うウィーン。その言葉で、またみんなの気持ちが前向きになっていきます。
その後も小道具を作り直すのに精力を傾け、部室で寝てしまってぐったりしているウィーンの姿は、妙にいじらしかったです。

ちなみに、ウィーンの声を演じた花江夏樹さんは、この作品で初めてレギュラーキャラクターを演じたそうなのですが、その後「凪のあすから」の先島光、「アルドノア・ゼロ」の界塚伊奈帆と僕の好きなアニメで主役を務めています。好きな作品で知った声優さんが活躍しているのを見ると、なぜか嬉しいものです。

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