フォト

Google AdSense

twitter

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 作品世界の年代感覚について考えたこと | トップページ | 東北旅行記01 »

東北旅行記00

3月21日から24日にかけて青春18きっぷを使って東北地方に旅行に行ってきました。
直接のきっかけは、花巻のマルカン百貨店が6月に閉店というニュースをネットで知ったことです。
マルカン百貨店の大食堂は、彩瀬まるさんの「桜の下で待っている」という小説で知りました。その作中、名物のソフトクリームは、母親が子供時代に友達とよく食べた懐かしい記憶として、地域の人々がそれを共有しているふるさとの味として、そしてそれを新しい家族とも共有する未来へのかけ橋として、とても印象的に描かれていたのです。
初めて本を読んだ時から、僕もいつか花巻に行ってその雰囲気を味わってみたいと考えていました。実は昨年4月にも東北旅行を検討したことがあるのですが、その時は飛騨一ノ宮の臥龍桜を優先させてしまったので、先延ばしになっていたのです。
さて、せっかく東北に出かけるのだからということで、あちこち回ってみることにしました。幸い、この時期5連休があるので時間は余裕があります。
まず考えたのが、福島県いわき市の塩屋埼灯台と、宮城県仙台市の瑞鳳殿です。この2カ所も「桜の下で待っている」で描写された場所です。
最初は、二泊三日で考えていたのですが、かなりのハードスケジュールになってしまいます。前日の夜まで仕事なので、当日早起きできるかどうか自信もありませんでしたし、現地で必要な滞在時間も読めません。とりあえず、出発してみて、状況を見て宿泊地と宿泊数を決めようと考えていました。
結局、旅行日程の大筋が決まったのは、いわきから郡山に向かう磐越東線の車中でした。旅行記の途中でこれを書くと流れが悪くなるので、ここで書いてしまいますが、迷っていたのは最初の宿泊地なのです。
塩屋埼灯台から帰ってくるバスの候補は2本ありました。1本目だと磐越東線に乗れますが、2本目だと間に合いません。いわきで宿泊して朝に郡山に向かえば磐越東線を明るい時間に通ることができるというメリットもありました。夜のうちに仙台まで行けると後が楽なのですが、初日は朝が早いので、疲れていたら夜遅くまでは移動できないかもしれません。
もう一つ迷っていたのが、仙台からどの路線に乗るかです。東北本線でそのまま花巻に行ってもよいのですが、いま東北に出かけるなら津波の被害を受けた地域に足を運んでおきたいと思ったのです。自分の目でその場を見ることや、多少なりとも観光でお金を落とすことは、しておくべきではないかと。それに、高校時代に東北に行った時には、海沿いの路線には全く乗っていないので、単に乗りつぶしをしたいという欲もありました。
結局、塩屋埼灯台からは1本目のバスで帰ってこれたのですが、磐越東線の沿線風景はあきらめ、郡山に向かいました。体力的に大丈夫だと判断したので、仙台に宿泊場所を決め、列車の中からネット経由でホテルの予約をしました。
また、仙台での観光を後日に回し、先に花巻に行ってしまった方が時間に余裕があることもわかりました。さらに、乗車する路線を仙石線・石巻線に決めました。時間がそれほどかからないにも関わらず二路線を乗りつぶせることと、女川に行くことができるのが決め手でした。震災関連のつぶやきでフォローさせていただいている写真家の方が女川の出身で、女川についての情報は、割と目にしていたからです。
これで旅の日程の概要が決まり、花巻と仙台の宿も、先ほどと同じようにネット経由で予約しました。
というわけで、次回から本格的に旅行記になります。


桜の下で待っている 桜の下で待っている
彩瀬 まる

骨を彩る 神様のケーキを頬ばるまで やがて海へと届く 暗い夜、星を数えて―3・11被災鉄道からの脱出 あのひとは蜘蛛を潰せない (新潮文庫)

by G-Tools

« 作品世界の年代感覚について考えたこと | トップページ | 東北旅行記01 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/38050/63395648

この記事へのトラックバック一覧です: 東北旅行記00:

« 作品世界の年代感覚について考えたこと | トップページ | 東北旅行記01 »